ACID ANDROID LIVE 2021 #1 7.3

大阪バナナホール

行けてよかった、大阪！
これが自分の中では♯1ラストライブ。

出産する前までは2回に1回は最前チケットがくる強運だったのに、最近はすっかり来なくなり。
大阪も期待してなかったから発券開始日より数日遅れて発券。

……5番？！
人生初の1桁前半！
小箱では初めての最前になるよ！

その日から当日まで、まったく眠れない日々を送りました(笑)
そんなわけで開場前にフォロワーさん達とあいさつして励ましていただいてからひどい緊張の中で入場。
上手側、iPad前。
ステージの全部が丸見え！
うわーーー！！！
近い！！！！！近すぎる！！！！！

そこに10番台だったフォロワーさん達がお隣へ。
フォロワー3人並んで最前とかどんだけ心強いことか。
ありがとうほんとにありがとう！
(；ω；)

18:25くらい？
SEの音がやや大きくなって、少し暗くなる。

定刻、暗転。
ダイゴマン、KAZUYAさんが定位置へ。

上手袖の床にライトが光って、ステージと袖を仕切ってる黒い幕が揺れて開いた。
ゴツ、ゴツ、と重みのある鈍い音。
音が近づく。
その音が『始めるよ？ついてこれる？』くらいの声に変換されて(妄想大好き爆発)、緊張も期待もMAX。

現れたyukihiroさん！

全身が見える…！
頭のてっぺんからつま先まで丸見え…！
斜め前に立つ。
あのすごい透明ヒールの黒靴。
パンツは名古屋と同じな左右で白黒と色のちがうもの。
黒シャツ！！
シャツネクタイとかベストが見たいなぁなんてツイートしてたから、黒シャツだなんて大人yukihiroを見せられてジタバタ！
硬派でオシャレ！
足元は華麗なのに、ものすごく男っぽさが増し増しで最初から頭抱えそうになる。
なのに、アイメイクが新潟よりも優しい気がする。

目の前に世界で1番カッコいい男がいるよ！！
ジタバタしたかった！！
yukihiroさん！！
わかってますか！！！

【echo】
暗く青っぽいライト。
暗すぎてはっきりと表情が見えない。
けど、口を開いた時の粘膜の艶めかしさと歯の白さが見える。
久しぶりに見た！
yukihiroさんの粘膜！(しょせん変態)

新潟の時はiPad不具合事件のせいで怖い印象のechoだったけど、今日はフラットなイメージ。
長髪時代の『静かに始まりを告げるecho』が帰ってきた感覚。
フレーズの最後の言葉を少し空気を吐き出すかんじの歌い方。
全体としてはフラットだけど、部分部分が色っぽい。

iPadのシュッの仕方が新潟と変わってた。
新潟はiPadの上に親指以外の4本置いて、親指でシュッ。
今回はiPadの下方を親指だけでシュッ。
パッと指をiPadにのばすしぐさ、指の曲がり方、綺麗すぎてたまらない。
そして、iPadの直線上にいる自分は目を向けられてる感覚に陥る。
これは幸せな感覚。
常にyukihiroさんの全身を隠されることなく見たいのなら下手に行くべき。
でもね、iPad越しに焦点が合ってない目線がこちらを見るのよ。
これはハマるなぁとニヤニヤ。

【intertwine】
曲頭にマイクコードを直すようにヒュンと軽く鞭プレイ。
宙を舞うコードが綺麗。
鞭プレイを堪能したいなら下手だね。
半分以上の曲頭でやってたね。
yukihiroさんのちょうどいいスタートの長さがあるんだろうな。
そして、そのヒュンに息を飲んでるフロアはおもしろいんだろうな。

流し目ぎみでiPadの歌詞を確認するyukihiroさん。
ダメですって！その瞳！
いつもはこの曲の英語が好きで好きでたまらないのに記憶が飛んでる。
恐ろしい、最前マジック。

【imagining noises】
下を向いてる時もドラムに合わせて口パクしたり、指先まで音を表していたり、とにかく音に入り込んでた。
すごく、集中力が高まってた。
後ろのほうで見ている時は「この曲楽しいんだよね☆」となってたけど、yukihiroさんが目の前で集中を切らさない姿を見ていると、ただただ楽しいという感情よりもいい意味でのピリピリ感が支配してくる。
フロアを見てたなぁ。
前も後ろも。

【pale fire】
ど頭でyukihiroさんが頭でカウントとってる。
いい！
すごくいいよ！
生音が休符のところ、何度聞いても緊張するよね。
そして、次の1拍目の腕の力の入れ方、最強すぎて心の中で拍手！
時には両手でマイクを持って声を絞り出して。
また片手マイクに戻り、左手指で荒ぶりを伝える。
いい！
この曲もだいぶ慣れました。
すっかり定番曲のようになってる。
早く音源で聴きたい！

【double dare】
新潟でイントロ部分が変わってたから確認したかったのにまたもや記憶なし。
ただライトが印象的で。
右が赤、左が緑。
yukihiroさんの鼻部分で真っ二つに分かれてた。
二重人格っぽく見えた。
どっちのyukihiroさんが今目の前にいるyukihiroさん？みたいな。

【roses】
最初に言いたい。
rosesはいつの間にこんなに化ける曲になったんだ？
ライブするたびにどんどん色味を増していって、yukihiroさんが醸し出す雰囲気がもっと曲に絡んで生めしい。

曲頭はライトが前曲と同じく赤と緑でroseになっていて声も甘めで「やっぱりいいなぁ」とうっとり見てた。
なのに、曲終わりにはrosesは「優勝！！」と心の中で叫んで見てた。

Aメロは切なげな声で目元にもそれが滲んでる。
サビかな？
マイクが左手に持ち替えられた。
新潟の時は記憶になかったんだよね。
左手のマイク持ち。
右手は…左脇腹へ。

！！！！！

右手がシャツを握ってるわけじゃないけど、グッとこめられた力のせいでシャツにしわがよる。
シャツがその部分だけ空気を失って腰細い！腰細い！！
指がパー状態になってからもギュッと腰を抱くように指先に力が入ってる。
関節がくっきりと折れ曲がってるのが見えるの。
その後、指がバラバラに動き出す！
なんていうか…エッチなの(笑)
すごい速さで動いたと思ったらスローになったり。
指先がなぞるように滑ったり。
かと思ったら親指以外の4本同時にトントンとリズムとったり。
親指と人差し指以外は握られて指で銃を作るような形で、伸びてる人差し指がツツツと動きながら自分の腰をなぞってる。
上記の複数の動きを何回も何回も繰り返してるの！

ああああああああぁぁぁ！！！
いけません！！！
yukihiroさん！！！！！
え、それって…ソノ時の動きですか？！と思わずマスクに手を当てて呼吸を整えてた(笑)
叫びたいのに叫べないし、yukihiroさんは目の前でエッチな顔して指して歌ってるし、どうすればいいの！この感情！
エッチすぎるんだもの！！！
もう無理！もう無理！
しかも左腰ということは、目の前なんだよね、あたしの。
至近距離。
目の前でそんなプレイ…‪(/ω＼*)‬
見ちゃったよ！見ちゃったよ！
絶対yukihiroさん、テクニシャンだ…‪(/ω＼*)

そしたら、右手が普通に身体の右に戻って。
右手は胸くらいの高さで脇をしめてコブシ作ったりイジイジもして。
右親指が右人差し指をなぶってるの‪(/ω＼*)‬
爪と第1関節で掻くようなかんじ。
それが何度も。

↑↑↑
＊Digital LE-CIELでそっくりな動きをみつけた！
CIEL's Movieのspecial movie
『Merchandise Photoshoot Part2』の3:20からの5秒間！
動画よりも早く激しく右手親指イジイジ。

右手、荒ぶってた…。

マイクを右手に戻して、今度は左指が右腰を抱いてたんだけど、なにせ右手が激しくてプレイ時間も長くて。
この曲は始終声も甘めで、その指で。
あぁ……幸せです。

【unsaid】
ごめんなさい。
rosesの右手が激しすぎて記憶にありません。

【division of time】
自分の中では今回のセトリの中ではここでステージというか空気の色が変わるようだなぁと感じた曲。
新潟でもそう思ったし、今回もだった。

Aメロは落ち着いた声で淡々としてそうなんだけど、深いところで火が燻ってるイメージ。
それがサビでやっと燃えて見えるような。

『今解き放つ』で左手を思いっきりパーに広げて。
『今輝いて』を歌い終わる時にギュッと握る。
その握る手が力こもって手の甲の筋が浮き上がってて。
輝いたものを握ってるの？大事に握りしめてるの？とよくわかんない方向に感情が転がって泣きそうになってた。

【chill】
what you said ～
やっぱり伸ばしてくれる手が好き。
あの手のひらが向けられるって幸せだよね。
しかもyukihiroさん、全力で左手を前に伸ばしてるの。
肘はピーン！と伸びて、身体もやや前傾。
フロアから伸ばされてる手のすべてを受け止めてくれてるような大きさ。
思い出しても泣きそう。

マイクコードを左手でとる→輪の形を作りながら右手に持たせる、の流れが綺麗。
半分以上の曲でこの流れを歌う直前にしてて、「コードいいなぁ…」と思ってた。
そして、右手で持った結わえた輪はいつの間にかなくなってて(笑)
スルッと伸びてるんだよね。

【gravity wall】
間奏時、マイクを後ろのスタンドへ置く。
振り向いた時、指ペロした？？？
そんな影の形だったんだけど、ライトの関係でしっかりは見えなくて。
フリーになった両手は
指輪イジイジ、右も左も。
恋人繋ぎっぽくなぞる(してほしい)
両手でごっつんこする(かわいい)
を間奏中ずっと。
ここらへんの動きもDigital LE-CIELの動画で似てるのあったね。
rosesに書いた同じ動画。
最高の指プレイを堪能。

指プレイの後、次はどこへ行くんだ？と見ていたら両手を腰に当てた…！

仁王立ち！

腰細っ！
すごく挑発的な笑みを携えて。
その間ずっとフロア前方後方、上手下手、何度も何度も全体を見てた。

…yukihiroさん…！
やる気ですね…！

でもね、その瞳の奥が優しいんだよ。
ものすごくあたたかかった。

【dealing with the devil】
ど頭からピリピリしてた。
いい意味での緊張感がステージから放たれてた。
yukihiroさん、かなり世界に入ってたね。
この曲の歌詞が大好きで、『まだここにいて』なんて言われたら蕩けると思ってたのに、yukihiroさんの気合いにのまれて、浮かれて身悶えするなんて失礼なことが出来ない状況で片時も目が離せなかった。
歌詞に蕩けたいよりも『見守りたい』って気持ちが勝った。
こんなに蕩けたい曲なのに。
yukihiroさんの空気を操る技、すごすぎ。
間奏中も下向いてカウント、口パク。
バッチバチに飛び散ってる火花が見えるくらいの気合いだった。

【新曲1】
新潟で初聞きしたとき「pale fireと双子なイメージ」ってメモしてて。
今回聴いた時もやっぱりそう思った。
曲全体の雰囲気とラストのサビ直前の音がpale fireと同じ音だからよけいにそう思うんだろうね。

目つきが鋭かった。
マイクを握る手の力の入れ方のすごいこと。

【新曲2】
初聞き。
どんな曲なのか感想のツイートはあまり見ずに楽しみにしてた。
休止の使い方が独特な曲。
激しいかおとなしいかと聞かれたら、おとなしめ。
4小節でワンフレーズなのかな？
4小節目の3拍目でシメ（スネアとバス）、4拍目が休符というのを何度も繰り返す。

歌詞は
1人だけの世界に？
瞳が？

とか気になるワードが続出。
他にも覚えてたのにその後の事件もろもろで見事にぶっ飛んだ。

第一印象は好き、気になる、もう1回聞かせて♡
yukihiroさんの言いたいこととか今の様子がひそかに詰まりまくってる気がする曲。
あー、渋谷に行きたい！
これはもう一度ちゃんと聞かなきゃいけない気がする！

【daze】
この曲がくると「もうライブが終わりに近づいてるな…」と寂しさが。
パーをフロアに向けてて、次にはギュッと握りしめて(グーの形)、それから人差し指だけ出して「one more？」みたいな合図をしてたのはこの曲かな？
yukihiroさんの人差し指…素敵。

【let's dance】
ここかバイパレのど頭でiPadの高さを調整してた。
翻弄したあの指がスタンドのネジをキュッキュッと緩めて、スルスルと下げて、またキュッキュッとしめてる。
iPadは10cmくらい下げてたかな。
そうしたら、yukihiroさんがiPadを見る時に完全に目線が合う位置になってしまって。
「どどどどうしよう…！」とめちゃめちゃ困ってしまった。

この曲は予想外すぎた。

中指立てた！！！！！

ごめんなさい。
声出してしまいました。
「あぁ……っ(頭抱える)」してました。

中指立てられたのは最初だった？
曲中だった？
なにせずっと頭を抱えてフリーズしてしまったので記憶障害。
そして、記憶反芻。
「今、中指立てたよね？立ててたよね？」
噛み締めて、やっぱり頭を抱える。

とにかく中指が綺麗だった！
関節が男の節がある関節で！
第2関節が太いのよね。
ああああああぁぁ(/ω＼*)

yukihiroさんはものすごく挑発的な顔してた。
揺れるフロアを見て楽しそうにもしてた。
見事に策に嵌った。
あなたの指1本で我々はこんなになっちゃうの、わかっててやってるでしょう？！
もう！！
大好きです！！

フロアに手伸ばしてる時間も長かった気がする。
あの手、つかみたかった。

サビの『5 ４ 3 2 1』
『1』でバシッと人差し指立てるyukihiroさんのキレの良さ。
yukihiroさんに人差し指立てられると、ただ『1』ってやってるんじゃなくて、その指がチョイチョイって地獄へ『come on！』されてるように見えてきて「誘われてる…行かなきゃ」となってしまうのが恐ろしい。

後半はいきなりしゃがんで歌ってた。
あのヒールで、がっつりと足広げて。
足の広げ方、下げ具合はこれくらい。
(画像参照)

顔の位置、曲へののめり込み方はこんなかんじだった。
(画像参照)

床前方、iPadスタンド足付近を睨みつけてたんだよね。
これで最前睨まれながら歌われてたら瀕死になる、確実に。
今思ったけど、この時、ズボンの切り返しを見ておくんだったなぁ。
1番のチャンスだったのに！
あたしのばか！

口を何度も開けたり、眉間にしわ寄せてすごい表情してたのはこのヤンキースタイルが終わって立ち上がってからだった？
思いっきり口を大きく開けて吠えてるかんじ。
中に溜まったものを全部吐き出すかのように何度もガッと口開けてた。
ここ以外でも他のもう1曲でも大きく開けてた。

【violent parade】
イントロ部分。

ステージではマイクコードは下手(ドラム側、yukihiroさんの右側)から伸びてて。
右手にあったマイクが左手へ移る。
故にコードはyukihiroさんの前を通過、マイクすぐ下のコード部分を持って左手経由して背中で後ろ手に持ってる。
(画像参照)

えーと、足の間といいますか、マイクがプランプランして揺れてるのが見える。
この持ち方、あんまり見たことなかったかも。
いつもはしっかりと後ろ手に握ってたから。
そして、それをきちんと歌う用に左手から右手へ後ろ手で持ち直したらあれ？

コードがyukihiroさんの身体を縛るように1周して絡まってる！
(画像参照)

yukihiroさん！
自分で自分のこと、縛っちゃってますよ！！
ダメ！そんなままで歌ったら！
(/ω＼*)
解いて！yukihiroさん！！
マイクコードで自分を縛るとか何プレイなの！

けれど、ｙ「あ、コード絡まってる」と焦った様子もなく、コードを大きくふわんと伸ばしてから足でまたいでコードを定位置へ。
からのAメロ。
眉間にしわ寄せて、でも歌声はすごく昔のライブを思い出す声だったんだよね。
10年くらい前の激しさに似てたからそう思ったのかな？

そして、ここからはどの部分だったのかさえ記憶消失してる。
歌いながらマイクコードを首後ろに渡して、マイクコードが首にかかったままマイクは左手持ちで歌う。
マフラーしてるような、斬新な持ち方。
(画像参照 ＊実際は左手マイク)

ワンフレーズはそのまま歌ってたと思う。
そのままマイクが右手→首後ろ→左手

白い首に黒いコード！！！
(画像参照 ＊実際は左手マイク)

コードが首絞めてる！！！！！
絞めて、と書いたけどガチなかんじでギュウとしてるわけではなく、首にコードが緩みなく巻いてるレベルで、それでも衝撃すぎ！
喉仏の下あたりにコードがあって、ライトによっては喉仏に陰影がついてなんか…エロ過ぎる！
自分、そんな趣味ないはずなのに！

コード短くなって左手マイクで左手と左耳をくっつけるように歌う。
ちょっとでもコード引っ張ったら首に痕ついちゃうよ！
ああああああ！と悶えながら見る。

間奏になった(のかな？)
マイクコードを首から解放。
マイクは左手で持ったまま。
ほっとしたのもつかの間。

からの自分の手で首絞め！！！！！

は？！？！？！
なに？！？！？！

たしか、右手を広げて、親指と人差し指の間で自分の首に当てて、絞めてた記憶。
少しだけ笑んでたような。

…やばいぞ。
やばいステージ見てしまったぞ……。
yukihiroさんのテンション、どんだけなんだ…！！！

ひたすら頭抱えてジタバタしてました(すみません)
なんてものを！！！
最前で見てしまったんだ！！！

この曲がどんなふうに終わったか、覚えてない。
気づいたら音が消えててフロアは拍手してて。
自分も遅れて拍手…なんだけど手に力入らず。
ヘナヘナな拍手。

【violator】
yukihiroさんの左前にずっと鎮座していたiPadが後ろのマイクスタンド付近へと下げられた！
iPad後ろにさげて前へ進んでくる時、めちゃくちゃオラオラな歩き方。
かなり荒々しい。
ぶっちぎってるよ、yukihiroさん！

Aメロから激しい歌い方。
長髪でGARDENを歌い始めた頃は熱くでもしっとりと歌い上げてたviolatorが、今はこの数曲前からの熱さと激しさを引き継いだまま爆発してるような、内からくる激しさをそのままに響かせる。
すごい！
こんなに熱いviolator初めてだよ！！

オブリガードよき！
今回の大阪、全体的にギターのバランスが大きめに聞こえて。
自分がギター前だったからなのか、バランス変えてきてるのか。

iPadがなくなって、前のスペースを自由に使うyukihiroさん。
なんか、あぁ、これがライブだよ、これが見たかったんだよ、とうるうるしながら見てた。

後半？ラストのサビ？
肘から折り曲げた左腕を左耳にピッタリ当てて、肩にくっつくんじゃないか？ってくらいかなり頭の角度をつけたまま歌っていた。
ものすごく苦悶の表情。
曲に入り込んでるの？
もしや、左耳のイヤモニ、聞こえてない？
昔も同じようにviolatorを歌ってたことがあって(acid　android live 2012.11.3@名古屋Electric Lady Land）
真相はわからない。
ただ、あの抑えることなく発せられた感情と息ができなくなるくらいの苦しそうな表情がviolatorにものすごく似合ってた。
最後の最後に心臓鷲掴みされる感覚。

歌が終わってまだ音が鳴ってる中で右手のマイクを真っ直ぐ前方へ出す。
マイクとのグータッチ？かと思っていたら、そのまま、前へ手首を使ってやや放り投げるように手を離し、宙を舞い落下するマイク。

ガゴッと鈍い音。

？！？！？！
なに？！今の！！！
「ぁーーーっっ！」と声が出てしまいました(すみません2回目)

violatorで投げるってどういうこと？！
初めて見たんだけど！！！

目の前には床で転がってるマイク。
その後ろでフロアを観てるyukihiroさん。
なんて構図なんだ…。

iPadをどけたのはすでにこれをすると決めていたから？
突発的？
わかんない。
わかんないけど、最後の最後までyukihiroさんに魅せられた。
もう！！
大好き！！！

音がまだ微かに残ってるくらいでフロアからすぐに拍手が鳴る。
あたしは新潟のあの数秒の余韻が最高だったから拍手に乗り遅れてた。
すると、yukihiroさんがステージ床をあのヒールでダンダンダンっ！と鳴らす。
右左右でダンダンしてた記憶。
左足も動いてたように思ったんだけど、両足でするかな？
右右右？
とにかく目の前で膝を折り曲げてジタジタしてて初めて見るyukihiroさんであたしもジタジタしちゃった。

そして、ペコッとお辞儀！！！
今ツアー初なのかな？
新潟ではしてなかった。
そのお辞儀の仕方も『ペコッ！』って音声ついてるくらいの勢いで。
その後、数歩、前に出てきたように思う。
それからのグーパーで右手をフロアへ。
ステージ去る。

すぐに明転した。
アナウンスが入っても動けなかった。

すごいライブだった…。
すごいステージだった…。

ここからはあのラストで、その時、その瞬間に感じたことを。
yukihiroさんの床を鳴らした時の様子が私は「ダン！（おまえらも！）ダン！（よかったよ！）ダンっ！（楽しかった！）」の意味だと思った。
真っ直ぐにフロアを見ながら床を蹴ってたことは覚えてる。
ただ、微笑みながらの行為ではなくじっとこちらを見ながらで、「伝われよ！」と念じているようにも見えて。
こんなにACID行ってるのにyukihiroさんが床鳴らすなんてびっくりで。
yukihiroさんがあたし達に伝えたいことが明確にあるんだということがびっくりもしたしうれしかったし、それを言葉にすると何になるんだろう？とぐちゃぐちゃな思考で見てた。

吹奏楽の世界では奏者は手で拍手できない代わりに声を出せない代わりに足で床を鳴らして拍手の代わりにすることがある。
yukihiroさんが床鳴らした時、ふとそれを思い出したんだよね。
yukihiroさんならいくらでも声で伝えられるのにそれをしなくて、あえての足。
フロアに対する感謝、拍手の意味だったのかな。
そうだとうれしい。

…それとも、もしかしたら、これが♯1のラストライブになるかもと思っての行為なのかな？とも頭をよぎった。
東京の状況によってはどうなるかわからない未来。
今ツアーもかなり微妙な中、どうにか今まで遂行できたかんじだし、ここまで来れたこと、みんなも来てくれたことへの想いだったのか。

ほんとのところはyukihiroさんにしかわからない。
もしかしたら、yukihiroさんは衝動的にやってて「ん？意味？ないよ。蹴りたかっただけ(笑)」かもしれないし、ちらちらと見かけるように不具合やトラブルに対しての行為だったのかもしれない。
フロアにはそのトラブルも気づかれたくなかったのかもしれないし、「トラブルあったから、滾っちゃったよ！わかるだろ？！」なのかもしれないし、もう可能性は山ほどあるもんね。

マイクを投げた時もだけど、こちらにイライラして蹴ってるとかマイク投げたってふうではなく見えたんだよね。
こちらに怒ってたらフロアにそんなサインをしないでそっこうで去るだろうし。
ましてやお辞儀なんてしないしなぁとかね。
さっきも書いたけど、苦悶の中で歌うviolator、また新しい扉が開いたように感じたんだよ。
yukihiroさんは苦しかったのかもしれないけど、あたしは今回のviolatorはすごくパフォーマンス性の高い、記憶に残るviolatorだった。

ACIDに行くたびに「新曲あるかな？」「既存曲のアレンジ変えてるかな？」「お衣装は？」「髪型は？」
楽しみも気になることもたくさんで。
お衣装とかセトリとかyukihiroさんのステージングとか目で見てすぐにわかる変化と、ライブが始まってからしか感じられないそのツアーごとに匂いが変わる曲達の雰囲気。
何年行っても毎回新しいことがあって好きになりすぎる。
yukihiroさんが音楽に真摯に向き合ってるからこそ生まれる変化が楽しみで、それを体感したくてたまらない。

ほんとに大阪最高だった。
yukihiroさんカッコよかった。
自分は渋谷行けないから、行かれる方にはぜひとも堪能していただきたい。
渋谷は公式のお写真ありますよね…？
ありますよね…？
ありますね？
待ってます。

お会いできたフォロワーさん
声かけてくださったフォロワーさん
ありがとうございました！
自分、おかしなテンションになってたけど、見捨てないでくださいね💦

yukihiroさん
ACIDを続けてくださって、ライブを遂行してくださってありがとうございました！
渋谷も開催できること、完走できることを遠い北の大地から願っております。