day dream

ラルク、ACID ANDROID、HYDEライブレポ専用

ACID ANDROID LIVE 2019 #1 3.30 さいたま HEAVEN’S ROCK

待ちに待ったACIDライブ。
yukihiroさんが50歳になってからの初ACID(!!)
去年は7年かけて仕上げたGARDENの世界観を大切に構築し、伝えてくれるライブだった。
今年はどうなるのか。
GARDENありきのライブなのか。
更に変えてくるのか。
予測不可能。


初めての会場。
200番台。
数年振りにドセンに行きたいけど悩みどころな番号。
最初はドセン上手寄り8列目くらいにいたんだけど、スタッフの「はい、もっと詰めてー」の声と1曲目の押しで結局マイク真ん前のドセン5列目!
しかもちょうど前の人の頭を縫うようによく見えてyukihiroさんのおへそより上が常時見える状態!
結論から先に言うと数年ぶりのドセンのyukihiroさんは美しいのにオトコで、無表情に見えるようでいてあたたかいフロントマンでした。



18:05?
18:10?
少し押してゆっくりと暗転。

KAZUYAさん、ダイゴマン登場。
yukihiroさん登場。
髪型はストレート
細いネクタイ
短めの黒ベスト
白シャツ
全体的にはこんなかんじ

そしてシャツはコレ
(アンのシャツと判明)

黒パンツ
靴不明(フォロワーさん談では先の尖った、ヒールはない靴)
左手首のブレスレットでチェーンのやつを昨日もしててブラブラしてた。
右手首はいつもの太めのバングル。
リングもいつものいっぱい。
日頃から「ネクタイ&スーツでACIDしてほしい!」とうるさく言っていた夢が叶った!
もしかしてyukihiroさんに心読まれてますか?←


【pleasure】
【irritation】
【suffering】
ここにきてまさかの『acid android』からのスタート。
これを聞いた瞬間に昔のacidの頃の激しさを呼び起こされる感覚。
予感めいたものを感じる。
今回のツアーは前回までとはまるでちがうと。
バックからの陰影をつけ、yukihiroさんのシルエットを浮かび上がらせる照明。
表情ははっきりとは読み取れない。
佇まいは静。
内に秘めているいつもの炎はまだ見えない。
フロアの様子は半々。
乗ってる人と呆然としてる人。

suffering終わりの恒例のyukihiroステップは昔ほどではなく。
どうやっても靴が見えなかったからヒール靴でステップできないのかな?と思ったけど、フォロワーさん談では先の尖った、ヒールはなさそうな靴だったとのこと。
でもリズムには乗ってた。
左指のリングが気になるようで曲終わりに直す。
その指も綺麗。


【intertwine】
「わ!」とリアルで声出てました(すみません)
いつぶりなの?
10年弱聞いてなかった気がする。
この曲の発音が好きなんです。
「touch」とかのtの発音とフレーズ終わりの声の抜き方。
昔から好きだったけど、大人のオトコの香りというか余裕みたいなものを醸し出してた。
静かめに音に乗る姿。
腰を落としての戦闘態勢は見せるんだけど、まだこちらの反応を見てる感。


【daze】
やっとスイッチが入りそうな曲が。
しかし、ここまではかなり小手調べされてる感覚。
「覚えてる?わかってる?」とステージから確認されてる感がひしひしと伝わった。
目が合っても燃えている瞳ではなく、冷静にフロアの状況を分析している目。
この目は初日にしか見せない。
だからこそ、ここでyukihiroさんのスイッチを押すような盛り上がりをしたいし、応えたい。


【imagining noises】
まさかの1stアルバムの洗礼からやっと頭が現実に追いつく。
頭のあたし達の掛け声にうっすらと笑み。
口角だけかすかに上がる。
どうしてもお衣装を確認したくて目をこらす。
白シャツに文字。
ボタン部分に下から
LE 〜〜 L’A〜〜
はい?!LE-CIEL?!L'Arc~en~Ciel?!
刺繍しちゃったの?!←
という思考になり、先入観からどうしても文字が読み取れない(笑)
LE CENTRAL? L’A〜 まではなんとなく読めて、シャツ特定。
やはりアン。
yukihiroさん素敵です。
そして、こんなに昔の曲をするなんて、もしかしたらrtn2010とかenmityなんてやっちゃうかも?と淡い期待を抱い始める。


【dress】
赤い照明。
ドセン5列目にいたんだけど、ライトでyukihiroさんのお顔に陰影がついてウインクしているように見えて、なんともエロティックに見える時が何回もあってうっとりとした顔で見てしまった。
ただ前だけを見て歌うyukihiroさん。
少しねっとり気味な歌い方だったような。
それがよけいにエロティック。


【precipitation】
実はGARDENになってから初めてほんとのマイク真ん前のドセンで見たんだけど、yukihiroさん、この曲をこんなに切なげに歌うの?
何度も目を閉じて、何度も天を仰ぎみて、マイクを引き寄せて。
泣いてしまいました。
歌唱力もとても上がってると思った。
アクセントの付け方、声の勢い、マイクを握りしめる手、それがこの曲の切なさを増幅させる。
そして、あたしはこのマイクになりたい…と思考滅裂。


【division of time】
この流れでやっと去年のライブの感覚になる。
たぶんyukihiroさんも落ち着くブロック(だと勝手に思ってる←)。


【roses】
『君をみせて』後のスネアの「タカタカタ!」を口ずさむのを目撃。
スネアのリズムを歌ったのをマジマジと見たの初めてな気がする。
この曲、音がよかった。


【ashes】
この繋ぎ方が「ほぉ〜こうきたか」
去年の殻を打ち破るイメージ。
GARDENの曲は去年より洗練されたように思う。
少しずつアレンジを変え、加え、よけいなものを削ぎ落とすような。


【chill】
いつも思う。
この曲のアレンジパターン、何個あるの?!
ど頭で「あれ?…そうだよね?」と自信をなくさせ、3小節目くらいで「やっぱコレじゃん!」と思わせるパターン。
フロアも湧いてyukihiroさんも乗ってくる。
身体全体でリズムをとり、フロアを睨む。
「おまえら、わかってるよね?」
無言の圧力が気持ちいい。


【echo】
盛り上がってエンジンかかりそうな時にこの曲がきた。
うっかり「これか…」とつぶやいてしまった。
満たされてきたのにイケないもどかしさ。
当日は「せっかく気持ちよかったのに!yukihiroさん!イカせてよ!」と激しく思いました。
でもね、もしかしたらそれはyukihiroさんの策略なのかも?と思い始めました。
y「そう簡単にはイカせてやらないよ?」
ああああ!
yukihiroさん、あたしが浅はかでしたっ!
すみませんっ!
これからも焦らしまくってくださいっ!
お願いしますっ!
(しょせんチョロい)
この曲は静と動の対話が素晴らしい。


【gravity wall】
バーブがおもしろかったような気がする。
前とちがったのかな?
この曲のyukihiroさんの歌い方、発音の仕方がツボです。


【chaotic equal thing】
本日最初の鞭プレイ(/ω\*)(たぶん)
「ひゃー♡」と声が出ました、すみません←
この曲ですよね、マイクを通さないで吠えるしぐさしたのは。
口を大きく開いて、ラルクリでいうならDIVE TO BLUEに入る直前のような表情。
それからのlet's dance、興奮しないわけない。


【let's dance】
畳み掛けるブロックのスタート。
照明レインボー。
なんていえばいいんだろ。
yukihiroさん特有のエヴァンゲリオン初号機みたいな猫背で丸まった状態で挑みかかってくる姿勢。
こんなかんじの。


そして目は射抜いてる目。

コレが来た時、本気だなと思うんだよね。
ハイっちゃってるって。
間奏中、踊ってわいてるフロアを楽しそうに見てた。


【violent parade】
「これを待ってたんでしょ?」といわんばかりの鞭プレイ!
「きゃー♡」と手で口を覆ってしまいました。
間奏中は顔は動かさず目だけでフロアを見渡すしぐさも。
髪が乱れるのも気にしない、やりたいようにやる昔のyukihiroさんが見えた。
本音を言うと「ネクタイ外す?シャツのボタン外しちゃう?」と期待の眼差し(人はこれを邪な目という)を送る。
ここらへんから全ての音が混ざりあって聞こえるようになって。
ヴォーカルもギターもドラムも音の境界線がないかんじ。
そういうバランスだったのか。
耳が麻痺してしまってたのか。
ただうるさく混ざり合うのではなく、溶け合うってこんなかんじなんだとライブで感じたのは初めてかもしれない。
ラストはストロボ風の照明。
yukihiroさんがコマ送りのように見える。
ずっとフロアを見て、手を高くあげたところで暗転。


【violator】
ああああ!
大好きな曲がきたよ!
音の溶け合う感覚は以前続いたまま。
いつもはサビで咲かせるような手のしぐさやマイクをガッツリ引き寄せる独特の手の動きをしてたんだけど、今回は記憶になかった。
それは終わりに差し掛かる時、yukihiroさんの舌が左上唇から右上唇にかけて動いたから!!
超高速の舌舐めずり‪(/ω\*)‬
「きゃー♡」とリアルで叫んでしまいました←
真正面から見る唇舐めはヤバいです!
あたし、食べられちゃうの?とドキドキしました←
食べてくれていいのに♡


【stoop down】
珍しく曲中でも左手をあげてフロアに向けたり、煽ったりしてたな。
曲終わり、後ろに置いたマイクスタンドにマイクを静かに戻したのがyukihiroさんがyukihiroさんだと思う所以です。
そんな几帳面なところが好き。
ラスト、はける時の左手✋はいつも通りで安心した。



ここからは箇条書き
後半部分の曲からは頭を振り、前後左右に動きながら歌う。
ドラムのスネアやシンバルに合わせて「パッパーン!」健在。
あと、4拍目のフロアタムに合わせて歌いながらヘドバンしたり。
生粋のドラマー。

イヤモニが引っかかるようで何度か首元を直す。
伸びる腕が綺麗なんだけど、シャツが透けて筋肉質の腕が見えるのがまた素敵。

左腕が自分の身体を抱く時があって、静かに煽ってますよね?と生唾ゴクリ。
時には左手が後ろ(背中)に行く時もあり、その一連の動きにゴクリ。

マイクを包む手が綺麗。
何度見ても思う。
指が綺麗。
指見てるだけで興奮する。

もっと煽ってたし、膝をおとしての戦闘態勢も見せてたのに久しぶりのドセンで頭パーンで断片的にしか覚えてない。
とにかく「手応えあり」のような機嫌の表情としぐさが随所にあった。

全体を通して音がものすごくよくて気持ちよかった。
ドセンにいたからなのか、バランスがとてもよくてびっくり。
ギターもドラムも、シンセもメタルパーカッションも、全部が左右からバランスよく聞こえた。
なのに、yukihiroさんのヴォーカルを邪魔せず、声を際立たせていた。
しかも終わって耳鳴りもなし(not耳栓)


そして、すべて終わってから気づいた。
今回のライブはアルバム『acid android』の1曲目【pleasure】から始まり、『acid android』のラスト曲【stoop down】でしめたことを。
まさにacid androidの軌跡をなぞるようなライブ、新旧を織り交ぜたステージ。
ようやくacidとACIDが溶け合い、サナギから羽化するような瞬間に立ち合えそうな予感。
新たに組み上がるACIDライブはどんな方向に向かうのか。


yukihiroさん、初日の手応えはいかがでしたか?
あたしは今後が非常に楽しみです!
次は大阪!